B面2曲目「ハイスクール・ロックンロール」です。
チャック・ベリー「ジョニー・B・グッド」に代表される古典的ロックンロールの形式で、高校生の気持ちを歌っています。
この頃からロックンロールやりたかったんだな〜という気持ちは伝わってきますが、古典様式はキャロルのモノマネみたいに受け取られる危険性はあったかもしれませんね。
750CC(ナナハン)高速飛ばして マッポに追い回され
夢見た気侭な生活もただのままごと
親父の望みは ひたすらひとり息子の出世だけ
お母ぁ これ以上おいら我慢出来ねぇ様式も古典的ですが、内容も古典的なのがいいです(笑)
はっきり言って現代では笑える内容になってしまっていますが、当時としてはかなりリアルな描写だったのだと思います。
これの続編が「あばずれセブンティーン」というか。
近頃少しだけど理解りかけてきたんだ
金と権力が無けりゃ どうにもならねぇ
奴等がつくったからくり 汚ねえやり口
お母ぁ これ以上おいら我慢できねぇ歌詞の最後にはやはり社会的なメッセージが登場します。
ところで、ライブ音源の「LITTLE ROCKER'S MEDLEY」の中にこの曲も登場しますが、さすがに歌詞の一部が代えられていますよね。
「ダンス」→「ディスコ」、「お母ぁ」→「おーママ」みたいに。
アレンジも良くて、楽曲としては悪くないんだなあと80年代になって思ったような気がします(笑)
なんだかんだ言って、好きな曲なんですが。
尾崎豊の「ハイスクール・ロックンロール」を思い出しますね。
ライブ映像の中、「みんな、オレの作った『ハイスクール・ロックンロール』って曲を知ってるかい?」なんて叫ぶシーンは、浜省が乗り移っちゃったみたいで笑えます。
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