2013.06.22 Saturday
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眠れぬ夜が続くよ町から町へと旅をして回るミュージシャンの気持ちがとても良く表現されています。
ホテルの固いベッドの上で
これで7杯目 水割りバーボン
窓の外はどしゃ降り
俺はただのロックンロールシンガー
君のグッドバイブレーション それだけが頼り
このショーももうすぐフィナーレ
今日も流れてく
煙草と週刊誌の演奏旅行は「時には寂しくなるんだ」と、旅行の感傷を感じているあたりが浜省らしさですね。
俺に似合いの旅さ
だけど 時には寂しくなるんだ
見知らぬ街角で
俺はただのロックンロールシンガー
君のグッドバイブレーション それだけが頼り
このショーももうすぐフィナーレ
今日も流れてく
あの頃の僕といえばとにかく何もかもがうまくいかなくて、満足感や達成感を手にすることのできない若者の焦りが全体にあふれています。
両手にあふれるほどの悲しみをもてあまして
一人 朝まで踊ってた
あの頃の僕といえば 錆びついたバイクの上で
すれ違う少女みんなに 一人勝手に恋してた
あの頃の僕といえば 悲しみの理由など知らず主人公の最も歌いたい言葉が、やっぱりこの部分なんでしょうね。
何もかもに噛みついては 歌ってた
君の肩に悲しみが雪のように積もる夜には実は、ドラマとのタイアップには、長年のファンとして相当に複雑な気持ちがありました。
心の底から誰かを愛することができるはず
孤独で君のからっぽの そのグラスを満たさないで
誰もが泣いてる 涙を人には見せずに
誰もが愛する人の前を気付かずに通りすぎてく
君は怒りの中で 子供の頃を生きてきたね大ヒットした曲の宿命として、時間が経つと忘れられてしまうということと、歌の内容について深く吟味されないという、ふたつのマイナス面があります。
でも時には誰かを許すことを覚えて欲しい
泣いてもいい 恥じることなく
俺も独り 泣いたよ
雪は 一度 世界を包んでしまうと「夕焼け」などの代表作で知られるこの現代詩人の作品を、読んだ記憶のある浜省ファンは多いはず。
そのあと 限りなく降りつづけねばならない
純白をあとからあとからかさねてゆかないと
雪のよごれをかくすことが出来ないのだ
誠実が誠実を
どうしたら欺かないでいることが出来るか
それがもはや
誠実の手には負えなくなってしまったかのように
雪は今日も降っている
雪の上に雪が
その上から雪が
たとえようのない重さで
ひたひたと かさねられてゆく
かさなっていく