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真夏の路上
浜田省吾2001年発表のアルバム「SAVE OUR SHIP」収録曲です。
いかにも浜省らしい曲名ですよね。
テーマは「真夏の苛立ち」。
理由のわからない苛立ちに焦る男や女の物語という感じですね。
ただし、明確なストーリーが提示されているわけではなく、印象的なフレーズで真夏の情感を醸し出しています。

最後の煙草に火をつけ
何もかもに理由もなく噛みついてる
午前3時のWild Boy 行く場所のない
自由さ 自由 自由さ 行き止まりの
闇に紛れて 熱にうなされて
今夜も 闇に紛れて 真夏の路上で 嵐を待ってる
状況設定はかなり不明確。
「何もかもに理由もなく噛みついてる」などはいかにも浜省らしいフレーズですが、それより先がほとんど見えません。
完全な自由なんだけれど、それは行く場所のない行き止まりの自由。
「嵐を待ってる」は、もちろん自分の中や自分の周囲に、なにか劇的な変化が起こることを待ちわびている主人公の気持ちを示唆しています。
大切なのは、この主人公は自分で何かアクションを起こすわけでもなく、ただ嵐を待っているだけの状態だということです。
かつて「この街を出る」という表現で行動を示し続けた男の子が成長して、理由のない苛立ちの中で行き場もなく、ただ嵐を待っているだけなのだとしたなら、それはちょっと寂しいような気がします。
もしかすると、浜田省吾はそういう現実を我々の前に突きつけていたのかもしれません。

サウンド的にも浜省らしいメジャーコードのロックンロール。
このアルバムでは、テーマやメッセージ的よりもサウンド面でのこだわりを前面に押し出しているような気もします。

僕らが浜田省吾の歌に夢見ていたものは、ひたむきな前向きさだとしたなら、このロックンロールから得ることのできるものは、決して多くはないかもしれませんね。
| 全曲レビュー(24-SAVE OUR SHIP) | 19:55 | - | trackbacks(0) |
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