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浜田省吾を聴いてみたい方に
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DJお願い!
浜田省吾1982年発表のアルバム「プロミストランド」収録曲です。
当時はまだレコード盤の時代で、B面の1曲目がこの「DJお願い!」、2曲目が「バックシートラブ」、3曲目が「Good-Bye Sweet Home」と、ご機嫌なロックンロールナンバーがたたみかけるような構成となっていました。

浜田省吾作品としては珍しいアカペラによるドゥワップで、非常に短い曲ですが完成度の高い作品に仕上がっており、当時から人気のある作品でした。
古いドゥワップソングを下敷きにした楽曲は、それまでにも見られていましたが(たとえば、「汐風の日々」など)、ここまで完全なドゥワップソングはこれが初めてではなかったかと思います。
 
ひとりぼっちで窓に腰かけ ギター弾いてた
子どもの頃 寂しさだけが友達だったよ
でも今夜はあの娘とふたり 海までドライブ
DJお願い 聴かせておくれ
いかしたロックンロール 素敵なリズム&ブルース
 
歌詞はいつものとおりロックンロールいかしてる、リズム&ブルース大好き的なノリで、既に浜田省吾のステレオタイプが完成の域に入りつつあります。

この作品の特徴のひとつは、「ラジオ文化」に対するリスペクトにあります。
彼女と2人でドライブしている自動車のカーラジオから流れてきたDJへのメッセージソング、今では伝わりにくいかもしれませんが、1970年代から1980年代にかけて、若者たちの情報源の多くはまだラジオにありました。
新曲のチェックやミュージシャンのメッセージなど、若者たちに必要な情報の多くはラジオから流れてきていたのです。

そのため、その時代を生きたミュージシャンたちの多くが、ラジオ文化に対するリスペクトソングを残しています。
サザンオールスターズ「お願いDJ」、佐野元春「悲しきRADIO」、モッズ「ごきげんRADIO」、エコーズ「One Way Radio」、RCサクセション「トランジスタラジオ」、ハウンドドッグ「FENを聴きながら」、アースシェイカー「RADIO MAGIC」と、思いつくものだけを並べていってもたくさん出てきます。
まさしくラジオなくて、1980年代の日本のJ.POPの発展はあり得ない状況と言っても過言ではなかったのです。
そして、浜田省吾のこの作品も、そうした一連の「ラジオ・ソング」の流れの中で生まれてきたものだったのでしょう。

あの頃、多くの少年たちが夢中になった一人ドゥワップ。
あなたも挑戦してみませんか?


| 全曲レビュー(9-PROMISED LAND) | 23:00 | - | - |
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