セカンド・アルバム2曲目「恋に気づいて」。
甘くて明るい青春ソングが続きます。
この頃の特徴は、とにかくアコースティックギター1本で演奏できるということ。
経費的な問題で、バンドでのコンサートもできなかったため、当時はマネージャーの高橋さんと二人でギター抱えて歩き回ったそうです。
2人で歌える曲でなければならないため、必然的にバンド的なアレンジの曲を入れることはできず、アコースティック・サウンドになっています。
もちろん、浜省としては本意ではなかったはずですけれど。
僕はこの頃の曲をギターで弾きながら歌うのが大好きです。
はっきり言ってニューミュージックですけれど、ギター弾いても歌っても楽しいから。
走り出すバスの窓 追いかけ叩いて
大声で叫んだ 僕のテレフォン・ナンバー
何故 僕等 寂しさをうちあけられずに別れた?
もう普通の男の子の歌ですから。
最近の浜省は普通そうに歌っててもやっぱり普通じゃない。
そりゃあ既にビッグスターなんだから、当たり前なんですよね。
でも、当時の浜省はリアルな普通の男の子。
飲み屋で知り合った女の子と意気投合してやっちゃったりする、どこにでもいる男の子。
かっこよさもなにもないけれど、めちゃくちゃ素直な感じが伝わってくるような気がします。
こういう歌が大好きなので、時々胸がキュンとします(笑)
いや、マジで。
「あなた 私ときっと気が合うはずよ 横顔の感じでわかるの」
ホテルの窓ごしにひろがる都会(まち)を見おろし
タバコに火をつけ そっとわたしてくれた
でもバスを待つ あの娘はまるで小さな女の子みたいで
今ではとても歌うことのできない曲ばかり、と浜省も語っていますが、まさしく青春の中のきらめきのような曲ですね。
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