2013.06.22 Saturday
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あの頃の僕といえばとにかく何もかもがうまくいかなくて、満足感や達成感を手にすることのできない若者の焦りが全体にあふれています。
両手にあふれるほどの悲しみをもてあまして
一人 朝まで踊ってた
あの頃の僕といえば 錆びついたバイクの上で
すれ違う少女みんなに 一人勝手に恋してた
あの頃の僕といえば 悲しみの理由など知らず主人公の最も歌いたい言葉が、やっぱりこの部分なんでしょうね。
何もかもに噛みついては 歌ってた
白いホームにビルの影が 蒼く広がり ベルが鳴り響くタイトルに鉄道の路線名が入っていたり、歌詞の中に「西早稲田通り」なんていう通りの名前が入っていたりするのは、実に1970年代らしい特徴です。
九月の夕暮れ 人波流れる
街灯りともる 西早稲田通り
うつむいて「さよなら これでもうお別れね」
ふりむいて独り言 「愛してる いつまでも」
明日からは またもとの寂しいギター弾き
煙草けむるキャバレー
君に聞かせてあげよう 悲しい気持ちを
作り笑いの陰のため息
「君の髪 もう少し長ければ恋したよ」数ある浜田省吾の作品の中でも「名フレーズ」と呼ばれる有名な歌詞はいくつもありますが、このフレーズも歴史に残る浜田省吾の「名フレーズ」ですね。
「あなたの唄 もう少し聴けたなら恋したわ」
お願いだから 次の電車に遅らせて 夜の街を歩こう
ステージ降りてきた時に 君は楽屋のドアにもたれて楽しかったライブが終わった後の打ち上げで、主人公は気になる女の子に出逢いますが、恋のかけひきが苦手な彼は、他のバンド仲間達に遅れを取ってしまいます。
冷えたビール 僕に渡して「よかったわ」と微笑んだ
ステージ後の寂しさ 吹き飛ばそうと街へ出かけた
陽気なバンド仲間達と 車に乗り込んで
どこから来たの? ミス・ロンリー・ハート
こんな夜は傍にいてほしい
優しい男達が君の耳もとで囁く
恋のかけひき 苦手な僕は ただ遠くで見てただけ
どこから来たの? ミス・ロンリー・ハート結局、彼女はいつの間にか別のバンドメンバーの誰かと、どこかへ消えてしまいます。
こんな夜は傍にいてほしい
でも いつの間にか君 他の誰かの腕の中で踊り続ける
そして いつしかどこかへ消えていった