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BASEBALL KID'S ROCK
浜田省吾1990年発表「誰がために鐘は鳴る」収録の「BASEBALL KID'S ROCK」です。
別に阪神タイガース優勝記念というわけでもないのですが(笑)
すごいですね〜、大阪の盛り上がり☆

ということで、広島出身の浜田省吾はもちろん広島東洋カープのファンなのですが、本日は野球大好き少年だった浜田省吾さんの歌う「BASEBALL KID'S ROCK」レビューです。

日本のロックシーンの中で、ここまで野球をテーマにした歌はかなり珍しいのではないでしょうか。
もちろん、浜省もそのことをきちんと理解したうえで、この作品を書き上げたように思われます。

同期の奴等はもう今では 少し寂しげな顔をして
穏やかに家族と暮らしている
昨夜 彼女がふっと呟いた
「独りの夜は寂しいわ」と 真夜中の長距離電話
高く舞い上がるボールも必ず落ちてくる
いつユニフォームを脱いでも悔いなどないけど
歌のストーリーは、既にピーク期を過ぎたベテラン選手が自分の選手生命と見つめ合っているという、かなりシリアスな内容です。
どんなに素晴らしい選手にも、いつか落日はやってくるはずで、浜田省吾はそこに人間としてのターニングポイントを見つけて「いつまでたってもただのベースボール・キッズ(野球小僧)なんだ」と、原点回帰への気持ちを歌っています。

つまり、この歌は単純に「野球が好きだ」というだけではなく、どのような立場の人たちにも必ずターニング・ポイントはやってくるはずであり、そういう時にこそ原点に立ち返ろうというメッセージを含めていたわけです。

また、本人は当時のインタビューの中で、この歌は「救済」の歌であり、ある人にとっては音楽であり、ある人にとっては「野球」である。
舞台は人によっていろいろと違うかもしれないが、自分自身を救ってくれる何かがあるということ、それが大切なんだと語っています。
たまたまこの歌は「野球」だったわけですが、自分自身を救済してくれるものに対する叫びのようなものが、この歌からは感じられます。

もちろん、浜田省吾が自分の野球チームを持っていたくらいに野球の好きな人間であったからこそのこの歌ということは確かなのですが。
ちなみに、浜省の高校の大先輩にはかの広岡達朗元監督がいます(呉三津田高校)。
初代ミスタータイガースの藤村富美男さんは同じく呉出身ですが、呉港高校出身でした。

シリアスなテーマの歌を明るいポピュラーミュージックで伝えていくのは、音楽の持つ不思議な魅力のひとつ。
人生のターニング・ポイントで自分自身を見つめ直しながら、そうかー、オレはただ野球が好きだったんだよなー。誰かのために野球やってたわけじゃないんだ。ただ、子供の頃から野球が好きで、ただそれだけでずっと野球を続けてきたんだったよなー。
そんなふうに考えながら、このロックンロールを聴くことができたら。
人生ってそんなふうにして豊かになるかもしれませんよね。

中日ドラゴンズの川相昌弘選手、読売ジャイアンツ時代からこの曲をテーマソングにしてましたよね〜。
バッターボックスに入ることないから、ほとんど聴いたことないんですけれど(笑)

そういえば、かつてのツアーの時、この歌を歌う時に浜省が野球選手に扮してバットを振り回し、わー、ホームラーン!とかやってませんでしたっけ?
会場がわーわー騒いで、浜省が客席最前列の人たちとハイタッチして走るという、なんだか微笑ましい演出だったような気がします。
| 全曲レビュー(17-誰がために鐘は鳴る) | 22:46 | - | trackbacks(3) |
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